読んでくれる人を笑顔にしたい

色々な事を経験したので、誰かに聞いてもらいたい。かるーく読んでくれたら嬉しいです。

都市伝説 「赤いスポーツカー」

今週のお題「わたしと乗り物」



今日は、私が経験したとっておきの話をしたいと思います。

心霊系の苦手な人は注意してください。。。

怖い話だとイイねが沢山貰えそうと思って書いてる訳ではありません(笑)


さて。。。



T県のN市。もちろん私の生まれ育った土地ですが、
淡路島と徳島を結ぶ大きな吊り橋
がありまして、その辺り一帯が観
光地や国立公園になっています。


って何処かわかるし(笑)


今現在の様子は知りませんが、
私がブイブイ言わしてた(死語)
24年前は週末の夜ともなると
改造したクルマや若者が数多く来
ていまして、
走り屋やハント族(いつの時代だ)
男女の出会いも含めて、
T県の有名なナイトスポットでした。

私自身は5年間くらい通っていた
と思いますが
取り締まりも多く、トラブルや事
故も多くあり
一緒に行ってた友達も落ち着き始
めて次第に足が遠のきました。


私には9歳離れた妹が居るのです
が、何でしょう

血がそうさせたのでしょうか。

私がブイブイ言わしてた10年後
に妹も、そのナイトスポットに毎
週末に行く様になりました。

話を聞いてみると、私が行ってた
頃の私みたいな硬派な走り屋は少
なくなり、
軟派な男女の出会いスポットにな
っていました。
それはそれで良いな(笑)



その人達の間で、良く話されてい
た話が



「赤いスポーツカー」の話



妹「兄ちゃん知ってる」?


私「聞いた事ないなあ」


「自分が行ってた時には無かった
よ」



。。。妹が話を聞かせてくれまし
た。



その赤いスポーツカーは、必ず帰
り道に現れるそうです。
車間距離はゼロに等しく自車の後
ろにへばり付いてきて、
どうやっても離れずに煽ってくる
そうです

(今話題の人じゃ無いですよ笑)


海岸線に出る直前の急な大きなカ
ーブで、スピンするか事故を起こ
さすようにして煽ってくるそうで
す。

そのカーブを何とか無事に越えた
ら、消えてしまうとの事。

不思議なのは、後ろに付かれるの
は。。。カップルばかり、


それもイチャイチャしてる
カップルばかりだそうです(笑)


妹  「兄ちゃんどう思う。。。」



私   「。。。。。。」




私「あの魔のカーブか。。。」





。。。嫌な出来事が走馬灯のよう
に駆け巡りました。



。。。あれは私がまだ20歳の頃


どうしても欲しいクルマがありま
した。
そのクルマに乗りたいが為に
大学に行かず就職をしたといって
も過言ではありません。


限定車でした。
即売り切れました。県下で一台目
に納車。
7年フルローン購入は置いといて(笑)

周りの視線が快感でした。

購入後三ヶ月でしょうか。。。


深夜、ふと思いつき真夜中の
ドライブへ。。。

県下でも有名なナイトスポットに
行きました。


帰り道クルマの加速を感じたくて

アクセル全開ブーン


スピードメーターはあっという間


100キロプラス。。。アルファ


あっ


カーブだと思った時はすでに遅
く。。。


クルマはスピンして壁に激突して
そのままスピンしながら
海側の柵を飛び越えてダイブ。。

縦に一回転
横に二回転して
海水の手前で砂浜に突き刺さり、
やっと止まりました。

口から砂を吐き出し、幸いにもカ
ラダは痛いけど歩けそう。
近くの電話ボックスまで歩き、
自宅へSOSをしました。


次の日、自分は検査の為病院へ。


クルマを引き上げに行った車屋
んの話では、

観光地への道路沿いと言う事もあ
って、
人だかりが凄かったそうです。


誰が見ても、絶対死んでるだろう
って思う原型をとどめて無いクル
マが砂浜に突っ込んでいるんで
す。



すごいインパクトがあったみたい
です。



沢山の人が見て。。。





話が話を作りあげ。。。





。。。そして伝説を作る





ちなみに



私の事故したクルマは




赤い。。。




スポーツカー




都市伝説の始まりが

まさか自分だなんて。。。




そりゃさ



カップルは羨ましい(笑)



けど。。。



そんな追いかけ回さないし(笑)



生霊でも無いし




生きてるよ




僕は生きてるよ







みなさんも都市伝説にご注意を




カップルのみなさん。。。

あなたの背後にも



背後に赤いスポーツカーが。。。